DeNAのキャンプ第1クール最終日となった4日、昨季最多勝と最高勝率の投手2冠を獲得した東克樹(28)が初のブルペン入り。ブルペンには多くのファンと報道陣が集まった。
「もう少し投げようと思ったが、ここで飛ばし過ぎると後々響くと思うので、自分の中でしっかり押さえて動作が丁寧に行える中での球数」と丁寧さを重視して30球を投げ込んだ。
多くの投手が既にブルペン入りしている中、4日目に初ブルペン入りとなった理由を「沖縄の環境や気候に慣れること、それを目的として、最初の3日間は投げずに慣れてきた4日目にブルペンに入るというのは前々から決めていたので、予定通りかなと思います」と順調な調整ぶりをアピール。
22球目からは、昨季最優秀バッテリー賞を共に受賞した相棒・山本祐大(25)相手に投球。投球練習後、山本から「1つ1つ丁寧に投げていましたね、という声かけをもらって、しっかりラインも出てて、強さも初ブルペンにしては出てた、ということは言ってくれた。僕自身の感覚と祐大の感覚が一致していたので良かったと思う」とコメントをもらったと初ブルペンでも相性は抜群。
今永が抜けた投手陣で、昨季の勝ち頭としてエースとしての活躍を期待する声も。エース像について「試合を作ることとその中で長いイニングを投げること、この2つを役割として担うことができたらエースに近づく」とし、自身のエースとしての自覚については、「僕自身、1年しか活躍出来ていないので2年3年と続けていったら、自覚というのも生まれてきますし、この1年重要な1年になる」と昨季に続く、更なる活躍を誓った。














