節分の今日、那覇市の波上宮で開かれた節分厄除祭では、12歳から96歳までの辰年生まれの年男、年女が、小忌衣(おみごろも)と呼ばれる祭祀用の衣装を身にまとい、一年の無事を願っておはらいを受けました。


噛まれるとご利益があるという獅子舞も登場すると、年男・年女は境内からあふれるほどに集まった参拝者に向けて、福豆やお菓子、おもちゃなどをまきました。

豆まきした96歳の年女の女性
「いつまでも長生きしたい。長生きの秘訣は食べて遊ぶこと。家では、何もすることがない。」


参拝した1歳児の母親
「子どもは、びっくりして獅子舞に泣いていましたが、健康を願ってすくすく大きく育ってほしい」


節分の豆まきは、立春の前の日に今年一年の無病息災を願って厄払いをする伝統行事。参拝者は、年男・年女の福にあやかろうと、飛んでくる福豆に手を高く伸ばしていました。