楽天の春季キャンプは2日目です。2日は侍ジャパンのあの人が視察に訪れました。

楽天のキャンプ地を視察に訪れたのは侍ジャパンの井端弘和監督。まっさきに向かったのはブルペンです。

今江監督とも挨拶を交わした井端監督。3月の欧州代表戦を控え注目するのは楽天の若手ピッチャー。なかでも期待を寄せるのは、去年秋の代表戦で好投を見せた早川隆久投手。このオフにはオーストラリアでのウィンターリーグにも参加した早川仕上がりも順調です。

侍ジャパン 井端弘和監督:
「(早川の)力もわかってますし、レベルアップしているなというのもわかっているので、その辺の確認ができた」

侍JAPANに選出するメンバーについて明言は避けたものの、視察の成果はあったようです。

井端監督:
「春(来月の代表戦に)選ばれる投手も見られたので良かった」
楽天 早川隆久投手:
「最後(井端監督に)会って話をさせてもらった時も、シーズンまた頑張ってアピールしてもらえればという話をもらった。(今年)プレミア12もあると思うのでそういうところを目指していきたい」

一方の野手陣ですが、セカンドからサードにコンバートした浅村栄斗選手。グローブも新調しノックを受けます。浅村選手のコンバートでセカンドのポジション争いも激化しています。去年は浅村選手と共にセカンドの守備を分け合った小深田選手を筆頭に若手有望株の黒川選手、そして、復活をかける茂木栄五郎選手がセカンドのポジション争いを繰り広げます。

楽天 茂木栄五郎選手:
「本当に2年間悔しい思い、情けない思いでいたので。ライバルたくさんいますけど、僕の長所はバッティングなので、まずは打つ方でアピールしながらいろんなポジション守れた方がチャンスは多くもらえるのかなと思う」

楽天 小深田大翔選手:
「そこは競争なので、アピールしなくてはならない立場なのでしっかりアピールしていきたい」

新たな挑戦や熾烈なポジション争いなどキャンプ地は日増しにボルテージが上がっています。