2月3日は節分です。この節分を前に高知県四万十市で園児たちが豆まきをして鬼退治に挑みました。

四万十市の不破八幡宮で神事が行われ、認定こども園中村幼稚園の年長組の園児、8人が代表して社殿に上がりお祓いを受けました。その後境内で行われる予定だった豆まきは雨が降りそうな天気だったため中村幼稚園に場所を変更。

「鬼さん、頑張って倒すぞ~!えい!えい!お~!」

およそ160人の園児たちが豆を入れた袋を持ち手作りの被り物を着けてテラスで待ち構えます。

すると、園舎の陰から恐ろしい形相の赤鬼と青鬼が姿を見せました。

大声をあげながら園庭を暴れまわり、先生をさらおうとします。

園児たちは勇気を振り絞って豆を投げつけ、先生を助け出しました。

豆に懲りた鬼たちが立ち去ると福の神が現われ、園児たちは鬼退治のご褒美として金平糖をもらいました。

(Q.怖くなかったですか?)
「怖くなかったです!」
「泣かんかった!」
「怖かった」
「豆投げて退治した!」
「あとさヒイラギ向こうとかにあったけんね、ここからじゃなくてきょうは向こうから鬼が来よったがよ!」

勇気を出して鬼を追い払った子どもたちは保護者らといっしょに楽しみながら「福が来る」ことを願っていました。