あす2月3日は「節分」です。県内の保育園や幼稚園では、一足先に「鬼」がやってきたところもあるようです。
那覇市のながやま保育園では、2月3日の節分を前に園児ら90人が紙芝居で豆をまいて福を招き入れる節分行事についてお勉強しました。

鬼退治の合言葉「鬼は外、福は内」をしっかりと練習し、準備万端で「鬼」の登場を待ちます。
しかし…
はじめのうちは、鬼の迫力に驚いて泣き出す子どもが続出でしたが、最後は豆に見立てた新聞紙の玉を鬼にむかって元気いっぱいに投げ無事、鬼退治に成功しました。

園児
「こわかった」
「鬼さんが来た時に泣かなかった」
「たのしかった」
「鬼をやっつけたぞー!」
一方、うるま市の天願こども園では毎年、節分集会を開いていて3歳から5歳まで135人の園児が参加して由来などを学びました。
この後、園庭に移動した子どもたちの前に太鼓の音とともに赤鬼と青鬼が登場。
節分が近づくと登園を嫌がる子どもがいるほど恐ろしい鬼とあって、激しく泣き出す園児の姿もいました。

しかし、福の神が現れたことで落ちつきを取り戻した子どもたちが果敢に立ち向かって豆まきをすると鬼は降参していました。
園児
「ちょっと怖かったけど、豆投げるの楽しかった」
「(鬼が)来たときはちょっとびっくりしたけど、鬼が後で優しくなってたから良かったって思った」
豆まきを終えた子どもたちは、東北東の方角に向かって恵方巻きにかぶりつき、自らの健康を願いながら節分の行事を楽しんでいました。
