東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を求める請願を地元の経済団体が柏崎市議会に提出したことがわかりました。

柏崎市議会の議会事務局によりますと柏崎商工会議所などの地元の経済団体は1日、連名で柏崎市議会に対し、柏崎刈羽原発の再稼働を求める請願を提出したということです。

請願は市議会に対し、国の新規制基準に適合すると判断された原子炉の再稼働を求めるとともに国や県に対してその実現を働きかけるよう求める内容だということです。

柏崎刈羽原発をめぐっては去年12月、事実上の運転禁止命令が解除され、東京電力は2年8か月ぶりに再稼働に向けた手続きを進めることができるようになりましたが、今後の大きな焦点が「地元の同意」となっています。

柏崎刈羽原発の早期再稼働を求める請願は、2015年にも地元の経済団体が柏崎市議会と刈羽村議会に対し提出していて、いずれも賛成多数で採択されていました。