入院したことをバイデン大統領に伝えず、批判を受けていたアメリカのオースティン国防長官が記者会見し、「対応を誤った」と謝罪しました。
アメリカ オースティン国防長官
「私は対応を誤りました。がんの診断を大統領や私のチーム、アメリカ国民に伝えるべきでした。責任はすべて私にあります。私のチームとアメリカ国民に謝罪します」
アメリカのオースティン国防長官は1日、記者会見し、入院した事実をすぐに公表しなかったことを謝罪しました。
オースティン長官は先月1日に前立腺がんの手術に伴う合併症で入院しましたが、入院した事実を数日間、バイデン大統領らに知らせておらず、危機管理や透明性などの観点から批判が上がっていました。
オースティン長官は、がんの診断や入院を公表しなかった理由について「私はプライバシーを大事にする人間で、がんの診断がニュースになると思わなかった。直感で、公表しないでおこうと思った」と説明。「この経験から、こうした仕事に就くのはプライバシーの一部を失うことだと学んだ」として、「もっと広く知らせるべきだった」と反省を口にしました。
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