焼くとプゥーと膨れておいしい郷土食「かき餅」が鳥取県智頭町から全国に発送されています。

年を重ねたおばあちゃんたちの手が豊かな味を紡ぎだします。

ここは鳥取県智頭町の那岐地区、寒さが堪える季節ですが、おいしい餅にするにはこの時期が適しているということで、小さな作業場におばあちゃんたちが集まって、かき餅づくりを続けています。

那岐特産品開発研究会 国政正子さん
「自然の優しい味かなと思うんですけど」

「氷餅」とも呼ばれ、冬のおやつとして昔から親しまれたこの郷土食を、那岐特産品開発研究会が販売用に作り始めたのは1992年、ゆず、しそ、人参、のり、豆を練りこむ5種類の味と色合いも、この時決めました。