■世界陸上オレゴン・2日目(日本時間17日・米オレゴン州ユージーン市)

女子1500m準決勝、各組5位以上と6位以下のタイム上位2人が決勝進出となる。田中希実(22)は予選2組、4分05秒79の7位で準決勝敗退となった。

田中は今大会2レース目となる女子1500m準決勝に登場。前日は4分05秒30のシーズンベストをマーク、予選ではスタート直後から飛び出した田中だったが準決勝もスタートから先頭集団を引っ張る形をとった。400m付近で先頭を走りペースアップ、予選でも一緒に走った東京五輪金メダリストのキプイエゴン(28・ケニア)をマークして残り600ⅿまでトップを走った。

ラスト1周ではアフリカ勢のスパートに対応し、しっかりついていった。しかし残り200mで前を走る選手が転倒、田中の走路がなくなり外側に大きく膨らんでしまった。田中は4分05秒79でこの組7位で準決勝敗退となった。

次戦は日本時間21日の女子5000m予選となる。