■世界陸上オレゴン・2日目(日本時間17日・米オレゴン州ユージーン市)

男子走幅跳・決勝で橋岡優輝(23)が7m86で上位8人が進出する4回目以降の跳躍に進めず10位に終わった。

予選で橋岡は8m18(+0.4)を跳び、全体のトップ記録で決勝進出し、「(決勝は)一発勝負だと思っているので。120%以上の力を振り絞る跳躍をします」と話していた。迎えた決勝、1回目の跳躍は踏切りが合わずファール。12人中、5人がファールとなるスタートとなった。

2回目に東京五輪金メダルのM.テントグル(24)が8m30のビッグジャンプを見せた。橋岡は、またしてもファール。次々と8mを超える選手が出る中、7m91以上を跳ばなければ入賞以上が無くなる3回目の跳躍は踏切りラインのかなり手前だった。7m86と記録を伸ばすことはできず10位。目標だった前回以上の8位を越えることはできなかった。


■橋岡優輝 (はしおか・ゆうき)自己ベスト8m36(2021.6 日本選手権)
1999年1月23日生まれ、23歳。埼玉県出身、八王子学園八王子高~日大/富士通所属
2021年東京五輪6位入賞。2019世界陸上ドーハ8位。21、22年、日本選手権優勝。17年から日本選手権3連覇。16年全国高校総体優勝。