経営不振が続いているセブン&アイ・ホールディングス傘下のスーパー、イトーヨーカ堂が早期退職の募集を始めました。

イトーヨーカ堂が1月から始めたのは、退職金の割り増しや転職の支援などをおこなう制度で、45歳以上の正社員を対象に早期の退職者を募るということです。

また、現在、親会社のセブン&アイ・ホールディングスと同じ場所にある東京・千代田区の本社を、今年の夏までに東京・品川区に移転する計画で、これによりオフィス賃料を削減する考えです。

イトーヨーカ堂をめぐっては経営不振が続いていて、セブン&アイがアパレル事業からの撤退を決めているほか、2026年の2月末までに店舗をピーク時の半分にあたる93店舗まで減らす計画を進めています。