2024年の幕が開けた1月。RBCには子どもたちの「挑戦」の話題が沢山届きました。

先生
「位置について、よーい、ピッー!」

元気いっぱいに走る子どもたち。うるま市の「すずらん認定こども園」恒例の、新春マラソン大会です。

「がんばれー」

園児30人が、公園内に設けられた1周330メートルのコースに挑戦しました。

年少クラスでは、お散歩気分で楽しむ子どもいれば、泣きながらも完走する子どもの姿も。ひとりひとりが、成長した姿をみせていました。

Qきょうのマラソンは?
「たのしかったです」
「しんどい」

続いては「へしきや・かなさこども園」の園児らが、沖縄の伝統行事、ムーチーづくりに挑戦です。

子どもたちは、ムーチーの形を整えるのに四苦八苦。先生の力を借りながら、ムーチーを完成させていました。

3つめの「挑戦」の舞台は、沖縄市の県総合運動公園です。

公園の一角にある畑のような場所で、子どもたちが“あるもの”の植え付けに挑戦です。その正体はテッポウユリの球根!

子どもたちが植えたユリは、4月頃に花を咲かせ始め、大型連休期間に満開となる見込みです。

「たのしかった」
Q何個植えた?
園児「いっぱい」
Qどんな花が咲いてほしい?
「にじいろの花」
「白色のげんきな、げんきな、めっちゃ元気なお花です」

かわいらしい挑戦のあとは、「珍しい」話題を3本。

うるま市勝連では旧暦の12月7日に、珍しい伝統行事「シマクサラー」がおこなわれました。

豚肉を挟み込んだ縄を、集落内11か所に掲げ、魔物などが入り込まないよう結界を張る、無病息災を願う、邪気払いの伝統行事です。

金武町では、田芋の水田に、珍客です。

今年一番の冷え込みをみせた先週、シラサギの集団が、あまりの寒さに身を寄せ合う姿が…。ほかにも、セイタカシギの家族やクロツラヘラサギも訪れていて、田芋収穫前の田んぼは、大にぎわいとなっていました。

最後は名護市の話題です。

貨物コンテナから運びだされる大量の発砲スチロールの箱。その中身は、沖縄では「珍しい」あるものです。

「わー!」

保育園にプレゼントされたのは雪です。

園児
「ふふふ、まるいまるいゆき」

これは、名護市出身で北海道在住の男性が、地元に恩返しをしたいと企画したものです。3回目をむかえる今年は、市内26の保育園に北海道の雪2トンが贈られました。

園児
「つめたくて…とってもびっくりした。雪合戦で当てられるのとか、めっちゃ楽しい」

「雪だるま作ろうとしたけど、ムズかったから、ちがう遊びしました。また来年もやりたいです!」