プーチン氏再選が確実視されるロシア大統領選挙にウクライナ侵攻反対を掲げ、元下院議員が出馬を目指しています。JNNの単独インタビューに応じた元議員が訴えたことはなんでしょうか。
ロシア プーチン大統領
「団結すれば、あらゆる困難を乗り越えられる」
大統領として通算5期目を目指すプーチン氏。中央選挙管理委員会は29日、プーチン氏を3月の大統領選の正式な候補者と認めました。
一方、出馬が認められるか注目されているのが、元下院議員のナジェージュジン氏。ウクライナ侵攻反対を掲げ、立候補を目指す唯一の人物はJNNとのインタビューでこう言い切りました。
出馬を目指す ナジェージュジン元議員
「ウクライナ侵攻はプーチン大統領最大の過ちだ。即時停戦し交渉すべきだ」
彼の出馬には10万人の署名が必要とされますが、このところ支持が急速に拡大。最低気温マイナス8度のなかでも事務所前には多くの人が署名のため並んでいました。
言論統制が進み、侵攻を批判すれば逮捕のおそれもあるなかで、人々はどんな思いで署名するのか。
署名に訪れた人
「唯一、この国で禁止されている言葉(=平和)に賛同している候補者に投票したいので署名に来ました」
「(出馬できれば)少なくとも真実を語る言葉がゾンビ化したロシアの人々に届きます」
「1%でも希望があるのなら、それを信じるべきです」
支持はロシア各地に広がり、これまでに20万を超える署名が集まりましたが、当人は。
出馬を目指す ナジェージュジン元議員
「こんなに集まるとは全く予想していなかった。国民は反対の声をあげることを恐れていたが、署名であれば合法的に意思を示せるとわかった」
そして当初、余裕を見せていた大統領府にも変化がみられるといいます。
出馬を目指す ナジェージュジン元議員
「クレムリン(大統領府)は神経質になっている。私の支持率は1か月前は1%だったが、今は10%に増えた。(プーチン氏に次いで)2番目だ」
一方、大統領府が“開かれた選挙”を演出するため、自身を擁立したとの見方が一部であることについては、「誰からも頼まれていない」と否定しました。
記者
「こちらナジェージュジン氏の事務所では署名の提出に向け、中央選挙管理委員会から署名に不備があったと指摘されないよう慎重に集計作業をおこなっているということです」
ナジェージュジン氏はきょう、集めた署名を提出する予定ですが、反戦ムードの高まりを警戒した政権側が書類の不備などを理由に出馬を認めない可能性も指摘されています。
出馬を目指す ナジェージュジン元議員
「ロシアの選挙は公正とは言えないが、選挙が行わることが重要だ」
民主主義の形骸化が指摘されるロシア。国民に“選択肢”は残されるのでしょうか。
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