DeNAは節分の3日、今季から新加入の森唯斗(32・前ソフトバンク)、佐々木千隼(29・前ロッテ)、中川颯(25・前オリックス)の3投手が、記者が扮した鬼に対して「鬼は~外~」と声を出して豆まきを行った。

昨年、ソフトバンクを戦力外となった18年セーブ王の森は、「セ・リーグの5球団を倒せるようにしっかり豆を投げた」と振り返った。

森は自身にとって退治したい鬼を問われ、「昨年ケガをしてしまったので、ケガをしないようにと思ってキャンプに入った」と“ケガの退治”を宣言。ソフトバンクの4連覇を支えた元“鷹の守護神”だが、昨季は先発に転向後、ケガに苦しみ、6試合の登板で2勝3敗、防御率4.60と不本意なシーズンを送った。

また、キャンプ地の球場名「ユニオンですからスタジアム宜野湾」にかけて、「ケイトじゃないよ ユイトですから」と書かれたタスキをかけて豆まきを行った森は、チームメートの同性、森敬斗内野手(22)と比較。「しっかり唯斗と覚えてもらえるようにキャンプでアピールしていきたい」とし、「チームが変わって1からのスタートなので、自分をコントロールして開幕ローテに入れたら」と、新天地での活躍を誓った。