青森県五所川原市で酒を飲んだあとに車を運転して男性をはねたまま逃走し、死亡させたとして、危険運転致死の罪などに問われている男の初公判が開かれ、男は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

危険運転致死の罪などに問われているのは五所川原市松島町のトラック運転手・山中將裕被告(58)です。

起訴内容によりますと、山中被告は2023年12月3日の未明、酒を飲んだ後に軽乗用車を運転して五所川原市一ツ谷の市道で、歩いていた五所川原市職員の当時54歳の男性をはねたまま逃走し、死亡させたとしています。

30日の初公判で起訴内容を認めた山中被告に対し、検察側は冒頭陳述で山中被告は五所川原市内の飲食店3軒をはしごして飲酒を重ね、事故当時、アルコールの影響で前方を注視する事が困難な状態に陥っていたと指摘しました。

次の公判は2月22日に開かれます。