48年前に指名手配された桐島聡容疑者を名乗り、29日に死亡が確認された男。10年ほど前に撮影された写真では、ビールを片手にとても穏やかな笑顔を見せています。半世紀近くにわたる逃亡生活では、どこで、一体なにをしていたのでしょうか。
男は語った…48年間「一人で逃亡していた」
ビールジョッキを片手に笑みを浮かべる男の写真。
「自分は桐島聡です」と名乗り、29日、入院先で死亡した男です。

10年ほど前に“行きつけ”の飲食店で撮影されました。
桐島 容疑者の指名手配写真と比べると、眼鏡のデザインが似ているようにも見えます。

過激派「東アジア反日武装戦線」のメンバー、桐島聡 容疑者は、1975年に起きた「韓国産業経済研究所」爆破事件に関与した疑いが持たれていて、逃亡期間は「48年」と、重要指名手配犯の中では「最長」です。

桐島 容疑者と名乗った男は、長い逃亡生活について、次のような趣旨の内容を話していました。
桐島 容疑者とみられる男(警視庁の聴取に対し)
「一人で逃亡していた」

男は、世間を震撼させた事件の容疑者なのか。
そして、半世紀近くもの間、一体「どこで」「何を」していたのでしょうか。