M-1グランプリ2023王者で、お笑いコンビ・令和ロマンのふたり(髙比良くるまさん・松井ケムリさん)が、映画「笑いのカイブツ」公開記念トークイベントに登壇しました。


令和ロマン



映画の原作は、"伝説のハガキ職人”ツチヤタカユキさんによる同名私小説。
不器用で人間関係も不得意なツチヤタカユキは、テレビの大喜利番組にネタを投稿することを生きがいにしていた。毎日ネタを考え続けて6年、ついに実力を認められて、お笑い劇場の作家見習いになるが、周囲に理解されず志半ばで劇場を去ることに。その後、"ハガキ職人”として再起をかけると、尊敬する芸人・西寺から声が掛かり、構成作家を目指して上京。純粋に自分の信じる道を猛進するツチヤとその熱量に突き動かされていく人たちの人間ドラマを描いた作品。

髙比良くるまさん



令和ロマンは劇中で、人気お笑いコンビ、ベーコンズの西寺(仲野太賀さん)と水木(板橋駿谷さん)の漫才指導を担当。

映画の撮影は2022年にされており、その後、令和ロマンは2023年のM-1グランプリ優勝を決めています。

髙比良くるまさん



漫才指導を任された件について、くるまさんは"完全に偶然ですからね。僕たちを先に『見い出した』って、ニュースになっていましたけど、すごい偶然ですから”と語り、ケムリさんは"吉本が僕らを適当に選んだだけ”と説明。
続けて、くるまさんは"監督が僕らを指名したわけでもないし。本当に良かったですね、俺らが優勝して。マジ、ラッキーじゃないですか?”と、実情を明かしました。

髙比良くるまさん



映画関係者から、M-1優勝の祝福の言葉が贈られると、ケムリさんは"マジ「笑いのカイブツ」のおかげです。あれ決勝でやったネタ、全部ベーコンズのネタです”と、ボケて会場を笑わせました。

松井ケムリさん



オファーを受けた際の感想として、ケムリさんは"芸能人に会えるぜ、やったー。って思いました”と、撮影を振り返っていました。

松井ケムリさん



また、漫才指導については、芸人と俳優とのシャッフルコンビで練習したことを明かし、くるまさんと仲野さん、ケムリさんと板橋さんでコンビを組んだそうで、くるまさんは"めっちゃうれしい。(仲野太賀さんは)ケムリ先生の7倍くらいツッコミがうまい。いつでも優勝できる”と語ると、ケムリさんは"そんなことは無い。じゃあオマエ、(仲野)太賀さんとM-1出ればいいだろ“と、ツッコミを入れ笑いを誘っていました。

松井ケムリさん




【担当:芸能情報ステーション】