文章や画像を自動で生成する生成AIをめぐり、自民党が独自に「自民党AI」を開発していることがJNNの取材で明らかになりました。
AI開発企業と自民党の国会議員が議論を交わしているのは、自民党が開発・運用する「自民党AI」についてです。
自民党 平将明 衆議院議員
「我々の政権、我々の党がどういうことを考えているのか、要約的なものを(この)AIで引っ張ってくることができる」
この自民党AIの画面を見てみると、「スピーチ原稿作成」や「活動報告書作成」など、いかにも政治活動に特化した選択肢が並んでいます。
例えば、スピーチの場所やテーマ、聴衆や演説の時間を入力すると、わずか数秒で指示通りのスピーチ文を生成できました。他にも「政策の内容が伝わりやすいキャッチコピーを考えて」と指示すると、異なるパターンのものが次々と生成されていきました。
この「自民党AI」、既に広報活動などで利用されているといいます。
生成する文章のもととなる学習データは、▼政府が公開しているデータのほか、▼党が取り組む政策などを取りまとめたデータに限定されていて、今後はさらに迅速な政策立案や国会での議論に活かしていきたいとしています。
ただ、生成AIをめぐっては、国会でこんな疑問提起も…
国民民主党(当時) 斎藤アレックス衆議院議員
「チャット(AI)が作った回答をそのまま読み上げるというつもりは全くないと思うんですけれども、(AIに原稿作成を)一部でもお任せするのは極めておかしな話だと思う」
自民党 平将明 衆議院議員
「〔Q.AIが作る文章を読むだけでは、国会議員は必要ないのではという指摘も?〕(AIは)飛行機でいえば『副操縦士』。オートパイロットでもなければ、メインパイロットでもない。それを土台にして、新たな政策を生み出す創造性とかそういうものが議員に問われてくる」
自民党 平井卓也 元デジタル大臣
「国会論戦もワンランク上に上がる可能性がある。そっちの期待の方が大きいです」
政治の舞台への「生成AI」参入で国会論戦が変わることになるのでしょうか。国会議員自身の手腕が問われます。
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