きのう、香港の裁判所に清算を命じられた中国の不動産大手「恒大集団」の子会社の株式売買がけさ、再開されました。

恒大集団の子会社で不動産管理を行う「恒大物業」とEV=電気自動車メーカーの「恒大汽車」はきのう、恒大集団に清算命令が出されたことを受け、株価が急落。香港証券取引所での株式売買が停止していましたが、けさ、再開されました。

一方、恒大集団の管財人にはコンサル会社「アルバレス・アンド・マーサル」が指定されました。

管財人のもとで資産の売却などが進められるとみられますが、「一国二制度」のもとで中国本土にある資産の差し押さえは難しいとみられます。