アメリカの歌手、テイラー・スウィフトさんの偽の画像が旧ツイッター「X」を中心に拡散したことを受け、Xはスウィフトさんの名前を検索できない措置を取りました。

この問題は、生成AIで作られたとみられるスウィフトさんの偽画像が先週、Xを中心に急拡散したものです。なかには性的な偽画像もあり、アメリカメディアによりますと、削除されるまでに閲覧数が4700万回に達した投稿もあったといいます。

Xは現在、スウィフトさんの名前をアルファベットで検索できなくしています。

ロイター通信によりますと、Xの責任者は「一時的な措置」だとしたうえで、「安全を優先するため、慎重を期して行った」と話しているということです。

ホワイトハウスの大統領報道官も「憂慮している」としたうえで、被害防止が急務だとして、議会に対して法整備の加速を呼びかけています。