偽名で入院…「最期は本名で迎えたい」と桐島容疑者が話す
山本 恵里伽キャスター:
警視庁クラブから最新情報です。入院している桐島容疑者とみられる男は、なぜ今になって名乗り出たのでしょうか?
寺島尚彦記者:
神奈川県・鎌倉市の病院に入院している男が「桐島聡です」と名乗り出たという情報が、神奈川県警から警視庁公安部に寄せられたのは、25日のことでした。

警視庁公安部が桐島容疑者とみられる男に事情聴取をしたところ、事件の関係者しか知り得ない当時の状況などについて話しているということで、公安部は男が桐島容疑者である可能性が高いとみて、DNA型の鑑定を進めています。

また、男は偽名で入院していて、末期のがんを患い治療中だということですが、その後の捜査関係者への取材で、男が「最期は本名で迎えたい」と話していることも新たにわかりました。
今後、警視庁は男が桐島容疑者と特定できたとしても、病状などから逮捕せずに、任意で捜査を進め、容疑が固まり次第、書類送検する方針だということです。