1974年から75年にかけて起きた連続企業爆破事件に関与し指名手配され、およそ50年逃亡を続けていた桐島聡容疑者とみられる男が警視庁に確保されたことがわかりました。男は末期がんで入院をしていて「最期は本名で迎えたい」と話しているということです。
多くの人が、街中でふと、この顔を目にしたことがあるかもしれない

30代男性
「指名手配で街角によく貼ってある人ですよね。銀行のATMとか。どうせ捕まらないだろうと思ってたんですけど」
50代会社員
「(見たこと)ありますね。何だっけな…桐島何とかって名前」
指名手配されていた桐島聡容疑者。
その桐島容疑者とみられる男の身柄が警視庁公安部に確保されたことがわかりました。
捜査関係者によると、男は偽名で神奈川県内の病院に入院していて、警視庁公安部に対し『「桐島聡です」と名乗り出た』という情報が寄せられたということです。