富山市の北部中学校の女子生徒が自殺した直接の原因が、「いじめではない」とした第三者委員会の調査結果について、遺族側が市に再調査を求めていた問題です。市は、新しい重要な事実は判明しておらず、十分な調査も行われたとして再調査を実施しないと発表しました。

富山市 前田一士企画管理部長:「調査報告書及び保護者所見を検証した結果、再調査は行わないこととすると判断いたしました」

富山市は26日、北部中学校に通う3年生の女子生徒が自殺した問題で、遺族側が求めていた再調査を行わない方針を示しました。

この問題を巡っては市の第三者委員会が去年9月、女子生徒についていじめはあったものの、自殺の直接的な原因ではないとの調査結果をまとめました。

これを受け、遺族側は去年11月、第三者委員会による調査が不十分だとして、市に再調査を求める意見書を提出しています。

市側は再調査をしない理由について、調査時に知りえなかった新しい重要な事実が判明していないこと、文部科学省の指針などに沿った十分な調査が行われていることなどを挙げました。

遺族側の代理人は「再調査や補充の報告がないと受け止めている。大変残念だ。今後のことは遺族と相談して考えたい」とコメントしています。