春のセンバツ高校野球に高知高校が出場することが決まりました。3年連続21回目の出場です。

センバツ高校野球はこれまで「中四国で5校」だった出場枠が1つ減り、「中国地区で2校」「四国地区で2校」となります。高知県勢では、去年秋の四国大会を制した高知に出場の期待がかかり、学校では濵口佳久(はまぐち・よしひさ)監督らが選考会の行方を見守りました。

(四国地区選考委員)
「四国地区は高知高校と阿南光高校を選出いたしました」

高知のセンバツ出場は3年連続21回目です。

(濵口佳久 監督)
「改めて選ばれて身が引き締まる思い。去年末から今にかけて体力アップや新基準のバットに対応する練習、自分たちの武器である守備力も磨いてきたのでそれを発揮できれば上位進出もできると思う」

吉報はグラウンドで待つ野球部員のもとに届けられました。

「四国の代表として選ばれることになりました。本当におめでとう!」

主力の2年生は修学旅行中で不在でしたが、1年生部員が喜びをかみしめました。目指すは、甲子園優勝です。

(1年 大石來輝 選手)
「素直にうれしいし小さい頃からの夢だったので本当に今まで頑張ってよかった。3番を打っているのでバッティングで活躍できたら。(甲子園で)周りの歓声を聞けたらうれしい」

センバツ高校野球は、3月18日(月)に甲子園球場で開幕します。

3年連続出場となった高知、去年は「春の甲子園で2勝」しましたが、目標にしていた「ベスト8進出」はなりませんでした。去年秋の四国大会、準決勝の“県勢対決”では明徳義塾も高知に善戦しました。去年までは出場枠が「中四国で5校」だったため準決勝で敗れた明徳義塾にも出場の期待がかかっていたんですが、今大会から出場枠が「四国地区2校」となったため決勝に進んだ高知と阿南光(徳島)がそれぞれ順当にセンバツ出場となりました。