新潟市が26日、能登半島地震に対する新たな支援策を発表しました。地震で被害を受けた住宅を建て替えたり購入したりする際に最大100万円を支援します。

これは26日、新潟市が発表したものです。住宅を建て替えるか、新たに別の物件を購入をする場合、いずれも最大で全壊、大規模半壊で100万円、中規模半壊で50万円を独自に支援します。

最大400万円の支援を受けられる被災者生活再建支援事業に上乗せ出来ます。

新潟市は全壊した世帯は全て、大規模半壊の世帯はおよそ4割が修繕を断念し、建て替えか購入を検討すると想定していますが、建て替えと購入では最大でおよそ170万円の支援を受けられる「被災者住宅応急修理制度」は適用されませんでした。

【新潟市建築部 上村洋 部長】「建て替えという選択肢を増やすことによって、災害被災者の皆さまが生活再建に向けた自分なりの見通しを立てられるのを最優先に制度設計を組んでおります」

また被災したブロック塀などの撤去に最大20万円、転居費用にも最大15万円を独自に支援する制度も発表しました。