東京都は、様々な問題を抱える子どもたちへの支援として、不登校の小中学生が通うフリースクールの利用料を毎月最大で2万円補助する方針を明らかにしました。

東京都によりますと、様々な理由で学校に通えず、代わりにフリースクールを利用している小中学生は、都内におよそ1400人いて、利用料は平均で4万円程度だということです。

東京都はきょう(26日)、フリースクールに通う都内の全ての小中学生を対象に、利用料を毎月最大で2万円補助する方針を発表しました。

経済的な負担を軽減し、フリースクールに通いやすくすることが目的で、来年度の予算案に他の支援事業などとあわせて12億円を計上しています。都は来年4月から事業を開始する予定です。