利用者の料金は、片道・半径2kmまでは一人あたり500円。
2km以上は、1kmあたり100円です。
北陸信越運輸局が定める新潟市中心部を除く新潟県内のタクシーの初乗り運賃の上限は1.03キロまで600円。243m進むごとに100円あがるので、相乗りすることでお得になります。

通院サービスの用意した今回のルートの場合では、3人が片道500円で乗った1500円のうち、タクシー会社にはメーター料金の金額=1000円を支払い、通院サービスが残りの500円を得る仕組みです。
この日の利用者は70代から80代。
それぞれに『通院サービス』を利用する理由があるようです。
【長谷川典子さん】
「きょうは雪が降らないからいいけれど、このタクシーあるとありがたいんだよ」

【竹内エイ子さん】
Q「どこがいいですか?」
「家の前まで迎えにきてくれるでしょ。家族が仕事してれば、ちょっと迎えには来られないしさ。家族も喜んでますわ」
【長谷川典子さん】
「誰かよその人にお願いしても、今、タダではお願いできないし…」

新発田市では金塚地区も通る笹川医院行の通院バスを走らせていますが、相乗りタクシーを利用している人は「停留所まで歩けない」と話します。