開館100周年へ「みんなのマイミュージアム」

2030年に開館100周年を迎える大原美術館は、「みんなのマイミュージアム」というスローガンを掲げました。「すべての人にとって身近な大原美術館を目指す」という取組みで、施設の維持やイベントの開催、アーティストの支援などに活用する基金も設けています。
三浦館長も、この取り組みをさらに広げていきたい考えです。

(大原美術館 三浦篤館長)
「私は、新しい館長としては、みんなというのをどういう範囲にとるのかっていうのを広げてみたいと思っているんですね」

(大原美術館 三浦篤館長)
「おそらく今までの発想は、大原美術館に関係する人・内部の人間・外部の人間問わず、『大原美術館に関係した人にとってのマイミュージアムになってほしい』という思いだったと思うんですけど」
「その『みんな』というのをもっと広げて、例えば地域の人だけではなくて、もっと全国区の『みんな』であってもいいだろうし、あるいは海外の方々もインバウンド、今多いですけど海外の方を含めてのみんなであっていいんじゃないか」
「ですから、『みんな』の部分を広げていくような形で美術館を新しくしたいなというふうにちょっと思っております。これは私なりの解釈ですけれども」