バスケットB3リーグの香川ファイブアローズに、新たに高松市の地元企業が出資することが決まりました。

新たな出資を決めたのは、ガソリンスタンド事業などを展開する「ヤマウチ」で、第三者割当による増資で株式の約30%を取得します。

現在、B3で2位と好調なファイブアローズですが、累積赤字は約2.6億円となっていて、今シーズンも債務超過となるとB2に昇格できません。

ヤマウチの出資により、累積赤字の解消が見込まれていて、昇格条件がさらに厳しくなる2026年シーズンのBリーグの改革に備えます。

(ヤマウチ 岡本将社長)
「次なるヤマウチの成長第2幕に、アローズと一緒になってこの地域をますます盛り上げていきたい」

(香川ファイブアローズ 生岡直人社長)
「未来を描きやすくなったのかな、と思いますので、まさに事業を展開するスケールが広がったのかと」

ヤマウチは、次のホーム戦に500人を無料招待する予定で、昇格条件となっている平均入場者数1500人を超えるために、協力していく方針です。