人工知能を使った最新技術を、小学生が体験しました。

宇部市の小学校でChatGPTを使った授業が行われました。

ChatGPTは、高度な人工知能の技術により、人間のように会話ができるチャットサービスです。

今日は小野小学校の5・6年生9人がChatGPTを使った授業を体験しました。講師は宇部市出身で、台湾でAI教育の活動をする竹中温雄さんです。

授業では、子どもたちが考えた「小野のいいところ」の情報を、ChatGPTに読み込ませ、独自のアプリ「AIれのん」を作ります。

この「AIれのん」に質問すると、人工知能が質問内容を理解し、自然な文章で回答を返します。

児童がAIに質問
「小野にはどんな生き物がいますか?」
AI回答
「小野湖には様々な生き物が生息しています。水辺ではワカサギの釣りが楽しめることで知られています。」

児童は(小学5年)
「AIは難しいかなと思ったけどいろんな小野のことを入れることでどんどんわかりやすくなってきてそれが楽しいと思いました。」

子どもは
「(アプリを通じて)地域の魅力を知ってもらって、たくさんの人が小野に来たらいいなと思います。」

講師を務めた竹中温雄さん
「ネットにはまだ載っていない情報をいっぱい知っているんだからそれをあげていくということが自分たちにはとても大事なんだなとかそういうのをどんどん吸収して行動に移してくれたらなと…」

竹中さんは、これからもAI授業を県内の学校で行いたいと話していました。