大人にかわって家事や家族の世話などをする子どもたち、いわゆるヤングケアラーの支援について考えるセミナーが24日、青森市で開かれました。
県が開いたセミナーでは、北海道ヤングケアラー相談サポートセンターの加藤高一郎(かとう・こういちろう)センター長が、県内の教育や福祉の関係者約60人に講演をしました。
加藤さんは親や祖父母の世話した子供など100人以上の相談に乗ってきて、悩みの本質を聞き出すのには時間をかけて複数回対応することが必要で、長いときでは5年かかったこともあると話しました。
ケアマネジャーは
「自宅に行くとお孫さんが面倒を見ているケースもあるので窓口があることをまずヤングケアラーにも伝えられればと思っています」
児童相談所の職員は
「ヤングケアラーじゃなく見えるお子さんも多くて話を聞いていく中で親の精神疾患があって、自分が色々がんばっている子とか。家庭を多角的に捉えるためにヤングケアラーの視点はすごく大事なのできょう本当に勉強になりました」
県内では、小学6年生から大学3年生までの4つの学年を対象に行なわれた調査で「世話が必要な家族がいる」と回答したのは全体の4.8パーセントで、このうち約8割の人が、自身がヤングケアラーだと相談した経験がありませんでした。
ヤングケアラーを支援する条例は2023年12月の時点では全国6道県14市町で県内で策定した自治体はなく、県は、普及啓発活動に努めるとしています。














