この冬一番の寒気による厳しい寒さに小豆島・銚子溪のサルたちは…

(古川豪太記者)「いま午後4時すぎなんですが気温は0.2度、

海から吹き付ける風によってさらに寒く感じるんですが、サルたちが固まって暖をとっています。暖かそうです」

お猿の国で寒い時に見られる「サルだんご」です。

寒ければ寒いほど大きくなりますが、きょうは70匹ほどが身を寄せ合う「サルだんご」に。

一番あたたかい場所は群れのボス、団十郎の指定席。

誰に教えられたわけでもなく、寒さをしのぐために自ら身につけたというサルの「知恵」です。

(愛媛からサルだんごを見に来た人)「僕も(だんごの中に)入ろうかと思う。入ってやろうか、たぶん真ん中はぬくい。外はひやいけど真ん中ぬくい」

まだまだ厳しい寒さが続く日々。

サルたちはじっと身を寄せ合ってあたたかな春を待ちます。