岩手県平泉町が、能登半島地震の罹災証明発行のための業務に当たる職員を派遣することになり、24日に出発式が行われました。

派遣されるのは平泉町税務課の佐藤滉斗主事です。出発を前に24日、町役場で出発式が行われ、佐藤さんは「被災地の方は自宅のことも含め不安がたくさんあると思う。少しでもお力になれるよう尽力したい」と挨拶しました。佐藤さんは岩手県が支援を担当する能登町で罹災証明の発行に必要な家屋の被害認定の調査にあたります。

(平泉町税務課 佐藤滉斗主事)
「被災地がどの程度の被害に遭っているかニュースなどでは見ているのですが、実際にどのくらい甚大な被害かはわからないので、一棟一棟気をつけて見てきたいと思います」

能登町ではすでに第一陣として岩手県や一関市などから派遣された職員が22日から業務に当たっていて、佐藤さんは第二陣として25日、現地に入ります。