山口県の村岡知事は23日、性的少数者のカップルをパートナーとして公的に認める「同性パートナーシップ制度」を導入する方針を示しました。
村岡嗣政 知事
「安心して暮らしていける環境を整備をしていく必要があるだろうと考えている。本県においても、同性パートナーシップ制度を導入していく方向で検討をしていくこととした」
「同性パートナーシップ制度」は、性的少数者のカップルが自治体に申請することでパートナーとして公的に認められ、行政サービスなどを受けられるようにする制度です。
県内では宇部市で導入されています。
県ではワーキンググループを設置し制度の導入を検討してきたほか、当事者団体からの要望を受けて導入することを決めました。
来月、学識経験者や市と町などでつくる調整会議を設置し、手続きや認証の方法などを検討した上で、要綱を策定することにしています。
また、当事者の悩みや不安に対応する相談体制を強化するほか、職場での理解を進めるため性的少数者への配慮をまとめたハンドブックを作成する予定です。
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