岸田総理は午後6時から始まった記者会見で、8日に銃撃により亡くなった安倍元総理の葬儀について、「この秋に『国葬儀』の形式で行う」と表明しました。全額国費を想定しているということです。実現すれば、吉田茂元総理以来の国葬となります。

岸田総理は「『国葬儀』を執り行うことで、安倍元総理を追悼するとともに我が国は暴力に屈せず、民主主義を断固として守り抜くという決意を示してまいります。活力にあふれた日本を受け継ぎ、未来を切り拓いていくという気持ちを世界に示したい」との考えを明らかにしました。

これまで歴代の総理経験者の葬儀お別れの会は内閣と自民党の合同葬が一般的となっていますが、自民党内の一部からは「国葬」を求める声が高まっていました。