21日から22日にかけて発達した低気圧による強風と高波で、宮城県の南三陸町と気仙沼市では、合わせて7隻の漁船が座礁や転覆の被害を受けました。
けが人や漁業への被害は確認されていないということです。

このうち、南三陸町志津川の林漁港近くの岩礁には、小型漁船3隻が乗り上げています。
また、このうち1隻から燃料の軽油が流れ出したため、漁協では23日、オイルフェンスを設置しました。
油の流出は収まりつつあるということです。
船体が二つに折れる被害を受けたこの船は、震災後に再建された共同所有の養殖船です。

被害を受けた漁船の共同所有者・遠藤則昭さん
「なんとか(漁船を)引っ張り出してまた使えるかなと思ったが、あのしけと風の中ではどうしてもそれ出来なくて、もう諦めざるを得ないのかなと正直」

気仙沼海上保安署によりますと、南三陸町で4隻、気仙沼市で3隻の合わせて7隻の小型漁船が座礁や転覆の被害を受けました。
けが人や養殖施設などへの被害は確認されていないということです。