3年ぶりのJ1昇格に向け始動したトリニータ。若手を中心に補強した今シーズンの新戦力を紹介します。

1月6日に新しく加入した選手の記者会見が行われました。今シーズンは新卒ルーキーの5人を含め8人の選手が加わり、チームの平均年齢は24.9歳と昨シーズンより1歳近く若返りました。

先週金曜日に行われた今シーズン初のトレーニングマッチで得点をあげ、さっそく首脳陣にアピールしたのが静岡の常葉大学から加入したフォワード、キム・ヒョンウでドリブル突破からの高い得点力が魅力です。

(キム・ヒョンウ)「求められるのは得点なので、もっと点を取ってチームの中心選手になっていけるように、大分の勝利に貢献できるように頑張っていきたい。1年目だからといって遠慮せず、どんどんアピールしていきたい」

また、ディフェンダーの薩川淳貴はJ2昇格を果たした鹿児島から移籍してきた26歳。サイドバックとしての運動量とクロスの精度が持ち味です。

(薩川淳貴)「試合に出場して昇格に貢献するのが1番かなと思いますので、しっかりと38試合の中で9割以上は出たい。開幕は2月の下旬と決まっているので、そこに向けて1日1日を大切にいきたい」

このほか去年はJ2優勝の町田でプレーし、29試合に出場した21歳の藤原優大や、下部組織から昇格した3人など若手選手の成長にも期待がかかります。

トリニータは25日から宮崎キャンプをスタート。リーグ開幕は2月下旬にベガルタ仙台とホームで対戦します。3年ぶりのJ1昇格へ。新戦力の活躍に注目です。