日本付近は25日にかけて、上空約5500メートルに氷点下40度以下のこの冬一番の強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる見込みです。沖縄県もまた、週末の暖かさから一変し、今朝にかけて広い範囲で今シーズン一番の寒さとなりました。

23日の沖縄地方は大陸の高気圧の張り出しに伴う強い寒気の影響で、平年を下回る寒さとなっています。

22日夜から23日朝にかけての最低気温は国頭村奥で9.2度、渡嘉敷で9.8度を記録し、県内25の観測地点のうち9地点で今季最低を更新しました。

今野リポーター
「午前8時半現在、那覇市の気温は13度です。空気がひんやりと冷たく、体感温度はさらに低く感じます」

那覇市ではしっかりと防寒対策をして通勤・通学する人の姿が多く見られました。

通勤する市民
「きょうは体感が結構寒いので、温かくしてきましたマフラーとか」
「通勤の時間がやっぱり寒いですね。着こんでいます」

高校生
「昨日は冷房つけていたんですけど、きょうは暖房をつけて寝て布団も2枚重ねて寝ました」
何枚着てる?
「1・2・3・4・5で5枚ですね」

沖縄地方は25日ごろまで寒さが続く見込みです。