大分県内の酒蔵で今シーズン作られた本格焼酎の出来栄えを審査するきき酒会が大分市で行われ、高い品質だと評価されました。
この会は酒造技術を向上させようと県酒造組合が毎年この時期に開催していて、今年は15の酒蔵から麦焼酎を中心に米や芋を含め103点が出品されました。
審査では熊本国税局の鑑定官ら16人の審査員が1点ずつ口にして味や香りを確認していきました。審査の結果、原料の特性を生かした高品質な酒が出品されていると評価されました。
(大分県酒造組合・西和紀副会長)「澄んだ中にも深い味わいがして常圧でもすごくまとまりが良くなっていると思う。ぜひ色んな蔵の味わいの違いを試していただきたい」
県内では去年の1月から10月末までにおよそ6万4000キロリットルの焼酎が出荷されていて、コロナ禍前の量に戻りつつあります。