岩手県内の去年1年間の労働災害で死亡したりけがをしたりした人の数は約1600人で、前の年を400人あまり下回りました。

岩手労働局によりますと、去年1年間の労災による死傷者の数は1639人と、前の年より455人減りました。原因別で最も多い「転倒」は388人で、前の年から54人減りました。
死亡した人の数は前の年より10人減って建設業や製造業などで11人でした。
労災による死傷者数には病気で連続して4日以上休業した人が含まれるため、減少の要因について岩手労働局は、新型コロナの感染者の減少が影響したと分析しています。
岩手労働局は引き続き、冬に多発する「転倒」に注意するよう呼びかけています。