追訴で右肩上がりの世論調査

これは、バイデン大統領とトランプ氏の一騎打ちとなった場合、どちらに投票するかという世論調査です。トランプ氏は、起訴が相次いだ2022年8月から支持率が上がってバイデン氏を逆転。起訴されたことすら追い風になっているのが実情なんです。

ちなみに、もし仮に共和党の候補者がトランプ氏ではなくヘイリー氏となった場合を尋ねた調査では、バイデン氏に対して20ポイント近い大差をつけています。

小谷教授は、共和党の候補者レースについては「トランプ氏が独走して勝ち上がるのは間違いない」としたうえで、大統領選挙については「民主党、共和党は、それぞれ3割の支持者がいるが、残り4割の無党派層の動向が焦点。投票までにトランプ氏に有罪判決が出る可能性が高く、無党派層がどう受け止めるか次第で、どちらが勝つか分からない」と分析しています。

(「サンデーモーニング」2024年1月21日放送より)