世界陸連(World Athletics=WA)は15日未明(日本時間)、2025年の世界陸上の開催地が、東京に決定したことを発表した。会場には東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムだった国立競技場が使用される。
東京で開催されるのは1991年以来、34年ぶり2回目。また、日本での開催は2007年の大阪大会に続き18年ぶり3回目で、世界陸上を3回開催する国は日本が初めてとなる。

世界陸上は2年に1度行われるが、あす16日に開幕するオレゴン大会は新型コロナウイルスの影響で1年延期しての開催となっていた。次回は来年のブダペスト大会(ハンガリ
ー)、その後2025年に東京大会を迎える。

【世界陸上 過去の開催地】

第 1回(1983) ヘルシンキ(フィンランド)
第 2回(1987) ローマ(イタリア)
第 3回(1991) 東京(日本)
第 4回(1993) シュツットガルト(ドイツ)
第 5回(1995) イエテボリ(スウェーデン)
第 6回(1997) アテネ(ギリシャ)
第 7回(1999) セビリア(スペイン)
第 8回(2001) エドモントン(カナダ)
第 9回(2003) パリ(フランス)
第10回(2005) ヘルシンキ(フィンランド)
第11回(2007) 大阪(日本)
第12回(2009) ベルリン(ドイツ)
第13回(2011) テグ(韓国)
第14回(2013) モスクワ(ロシア)
第15回(2015) 北京(中国)
第16回(2017) ロンドン(イギリス)
第17回(2019) ドーハ(カタール)
第18回(2022) オレゴン(アメリカ)
第19回(2023) ブダペスト(ハンガリー)
第20回(2025) 東京(日本)