ダイハツ工業が国の認証を不正に取得していた問題をめぐり、自見消費者担当大臣はダイハツ工業に対し内部通報の体制見直しを求める行政指導を行ったと明らかにしました。

ダイハツ工業をめぐっては、車の衝突試験で不正なデータを使い、国の認証を取得していた問題が明らかになっています。

自見消費者担当大臣はきょうの会見で、ダイハツ工業に対し、内部通報制度の見直しなどを求める行政指導をしたと明らかにしました。

消費者庁が、ダイハツ工業の内部通報制度の運用状況を確認したところ、公益通報者保護法の求める体制整備が一部されていないと認められたということです。

自見消費者担当大臣は6か月後をめどに、改めて運用状況を消費者庁に報告するよう求めるとしています。