県が訓練の中止を求めるなか、アメリカ軍は19日に嘉手納基地でのパラシュート降下訓練を実施しました。
上江洲記者
「1つ目のパラシュートが降下を始めました。2人、3人と続々と後に続いています」
1月19日午後2時20分すぎ、兵士8人がパラシュートで嘉手納基地に降り立ちました。
そのわずか15分後には6人が降下訓練を行い、2回の降下で合わせて14人が嘉手納基地内の滑走路に降り立ちました。
3年半ぶりの訓練実施となった先月19日に続く今回の訓練予告を受け、県が中止を求める中での訓練強行となりました。
嘉手納基地周辺の自治体でつくる三連協の桑江会長は「嘉手納基地でのパラシュート降下訓練の常態化につながると非常に懸念される」と批判し、今後、訓練を実施しないよう求めるコメントを発表しました。
木原防衛大臣
「今回の訓練は『例外的な場合』というふうに該当すると私は認識をしております」
木原防衛大臣は、本来の訓練場所と定められている伊江島補助飛行場の滑走路が使用できないため「例外的」なものだとして、今回の嘉手納基地での訓練を容認する考えを示しました。
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