新春の伝統行事「歌会始の儀」が19日開かれ、最年少で入選した東京学館新潟高校2年生、神田日陽里さんの短歌が詠い上げられました。
皇居 宮殿で行われた「歌会始の儀」。

今年のお題は「和(わ)」です。
新潟県内からは東京学館新潟高校の2年生・神田日陽里さん(17)が出席しました。今回の入選者10人の中で最年少です。
神田さんの歌は、「『それいいね』付和雷同の私でもこの恋だけは自己主張する」

友達の意見に同調してしまうと話していた神田さんですが、譲れない部分もあります。
東京学館新潟高校2年 神田日陽里さん
「きょう松の間で披露されているときはガクガクしながら、でも誇らしく、すごくうれしかったです」

天皇皇后両陛下からは元日の地震についての質問があったということです。

東京学館新潟高校2年 神田日陽里さん
「いまは段々避難状況も改善していって、友人も学校に来られているという状況をお話しました。『良かったですね』という言葉をいただきました」

東京学館新潟高校の生徒で歌が選ばれたのは、神田さんが8人目です。
なお、来年のお題は「夢」に決まりました。