北朝鮮の国防省は日米韓3か国による合同訓練に対抗し、日本海で水中核兵器システムの重要な試験を行ったと主張しました。

朝鮮中央通信によりますと、北朝鮮国防省の報道官はきょう、「無謀な軍事的対決は絶対に黙認しない」と題した談話を発表。

今月17日まで韓国・済州島沖で行われた日米韓3か国の合同訓練について、「我が国の安全を深刻に脅かす行為になる」と非難しました。

さらに対抗措置として、開発中の水中核兵器システム「ヘイル」の重要実験を日本海で行ったと主張しました。

「ヘイル」は「津波」を意味し、北朝鮮は去年、同じく「ヘイル」と名付けられた新型の核無人水中攻撃艇の実験を行ったとしていました。