津波などで被災した海岸堤防の調査を行う災害対策派遣隊が高知から石川県に向けて出発しました。海岸の調査隊は四国地方整備局として初めての派遣です。
19日朝、高知河川国道事務所を出発したのは国土交通省の緊急災害対策派遣隊=TEC―FORCEの「海岸班」です。四国地方整備局ではこれまでに「道路班」なども派遣していて、現地で被災した道路状態などの調査を行っています。道路班は3陣目が活動中で、海岸班の派遣は、四国地方整備局として初めてです。
能登半島地震では海底の隆起や津波によって、防波堤や防潮堤が被災しました。海岸班は石川県珠洲市で、海岸堤防の一刻も早い復旧に向けて、被災状況を調査することになっています。
期間は19日から1週間程度を予定しているということです。