能登半島地震の被災地で、DMATとして支援にあたった福島県立医大の医師は、復旧が長期化するなかで、今後現地での「心のケア」が重要になると指摘しています。
福島県立医大・箱崎貴大医師「電気も通っていないところもあったので、信号機も使えない状況ということで、かなりの被災規模だなという印象を持って輪島市に入りました」
DMATとして石川県輪島市で活動した県立医大の箱崎貴大医師。箱崎医師は、1月8日から被災地に入った医師たちの連絡や調整役を担ってきました。

箱崎医師「せっかく復旧した電気が止まってしまうと、そういったのをくり返しながらみなさん生活、復興されていますので、そういった意味でもなかなか困難でしょうし、地下に埋まったようなライフラインを復旧するのにもかなり時間がかかるのではないかなと思います」