岩手県盛岡市の中学生が18日、自分たちが住む地域の水害リスクについて学んだ成果を発表しました。

盛岡市立河南中学校の1年生は、復興教育の一環として去年9月から地域の水害のリスクを学んでいます。生徒たちはこれまで盛岡市の職員から地域の危険な場所を聞いたり、ハザードマップを手に学区内の鉈屋町と東安庭地区でフィールドワークをしたりしてきました。18日はその成果の発表会が行われ、土砂崩れの危険がある場所や危険サインとなる前兆現象を紹介しました。

(参加した生徒)
「家族などとちゃんと話し合って、非常食やいざという時の避難場所を確認しておきたいなと思いました」

会場には地域の住民も多く訪れ、生徒だけでなく、地域全体で災害に備える必要があることを再確認する場となりました。