冬の使者=ナベヅル3羽が高知県四万十市で越冬したことが分かりました。2年連続の越冬だということです。

17日午前の四万十市の田園地帯。エサを啄んでいるのは3羽のナベヅルです。首が白い2羽は大人で、茶色っぽい1羽は子どもとみられます。

ツルの観察や見守り活動を行っている「四万十つるの里づくりの会」によりますとこの3羽は、去年の11月28日、最初に姿が確認されました。その後四万十川流域をねぐらにしあちこちの田んぼで二番穂の落穂を食べて過ごしていたようです。

里づくりの会は年が明けて目安の10日が過ぎたため「3羽が越冬した」と判断しました。昨シーズンは2羽で、2年連続の越冬になります。例年ですと越冬したナベヅルは2月の中旬から下旬に北の大地へ帰ります。